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挟殺プレーとはランナーが走塁中に牽制で逆を突かれたりなどして一塁ベースと二塁ベースの間などの塁間に挟まれてしまい、絶体絶命の状態になったランナーをアウトにするためのプレーのこと。普通はアウトになってしまう。というよりしっかりアウトにしなくてはいけない。挟まれてしまうことはミスなのだけど、わざと挟まれて三塁にいる別のランナーをホームに帰すなどのトリックプレーとして使う場合もある。
挟殺プレーの練習をしている時の出来事。俺は内野手なので挟まれたランナーをアウトにするための守備側の練習をしていた。塁間にいるランナーを両方のベースから2人の野手がボールを投げあいながら追い詰めていきタッチアウトにするのだけど、ランナーにボールを当てないように、そして相手の野手の捕りやすいボールを投げるように、そしてできるだけ早くアウトにすることなどに注意しないといけない。
俺はもう1人の野手とランナーを挟んで追い詰めた。ボールは相手が持っている。俺はボールをもらうために声で合図をした。そして相手がボールを投げた。よし、と思ったその瞬間、え?と思った。ボールがとんでもない速さで飛んできたのだ。俺は当然ながら捕れなかった。するとこの相手(先輩です。)が「しっかり捕れよ!」というようなことを言ってきた。はいとは返事したもののどう考えても捕れねえよ。バカじゃないのか?という言葉が喉まで出かかった。先程の注意点にもあるように相手の野手の捕りやすいボールを投げること。5メートルくらいの至近距離からバカみたいに速い球を投げるなよということです。他の人も苦笑しながらあれは捕れないよと言っていた。
この先輩、パワーがあってバッティングもクリーンアップを任され、守備でも強肩なのだけど、何と言いますか、いわゆる力の加減ができない人っていうやつでした。よくいるでしょう、こういう人。書いた通り、この先輩は内野手だったけど、どう考えても外野手向きだろうと思っていたら外野手にコンバートされました。この件は関係ないはず、多分。
挟殺プレーの練習をしている時の出来事。俺は内野手なので挟まれたランナーをアウトにするための守備側の練習をしていた。塁間にいるランナーを両方のベースから2人の野手がボールを投げあいながら追い詰めていきタッチアウトにするのだけど、ランナーにボールを当てないように、そして相手の野手の捕りやすいボールを投げるように、そしてできるだけ早くアウトにすることなどに注意しないといけない。
俺はもう1人の野手とランナーを挟んで追い詰めた。ボールは相手が持っている。俺はボールをもらうために声で合図をした。そして相手がボールを投げた。よし、と思ったその瞬間、え?と思った。ボールがとんでもない速さで飛んできたのだ。俺は当然ながら捕れなかった。するとこの相手(先輩です。)が「しっかり捕れよ!」というようなことを言ってきた。はいとは返事したもののどう考えても捕れねえよ。バカじゃないのか?という言葉が喉まで出かかった。先程の注意点にもあるように相手の野手の捕りやすいボールを投げること。5メートルくらいの至近距離からバカみたいに速い球を投げるなよということです。他の人も苦笑しながらあれは捕れないよと言っていた。
この先輩、パワーがあってバッティングもクリーンアップを任され、守備でも強肩なのだけど、何と言いますか、いわゆる力の加減ができない人っていうやつでした。よくいるでしょう、こういう人。書いた通り、この先輩は内野手だったけど、どう考えても外野手向きだろうと思っていたら外野手にコンバートされました。この件は関係ないはず、多分。
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俺のチームは内野の守備においてゴロを捕りに行く時は、監督がとにかく低い姿勢で追いかけて捕って投げろということを徹底していた。これ自体は何の問題もなく正しい理論だ。ただ、違うと思うことがあった。
低い体勢で構えて打球が来るのを待つ。この時、必要以上に腰を落としてはいけない。何故かというとあまり腰を落とし過ぎるとスタートが遅れるからである。何でもやりすぎはいけない。目安は腕をまっすぐ下に伸ばしてからグローブを少し前に出し、先が地面に付く状態にする。目線はまさにその時の高さ。そして腰の高さはそこから自分が一番早いスタートが切れる高さなら特にこだわることはない。簡単に言うと、ランナーになった時の腰の高さでいい。あれがまさにその人が左右に一番素早く動くことができる体勢なのだから。その高さだと送球の時にも腰の高さを変えることなく、特に問題なく一連の動作を完成させることができる。つまり一番効率の良い動きができるということ。
俺は引退するまで腰が高いと言われ続けた。俺以外の内野手は腰の位置は低いんだけど、それによってどことなくぎこちない感じの人が多かったな。
次に捕球の仕方。俺のチームはとにかく身体の正面で捕れと言われた。正確にはほんの少しグローブをはめている方の足の前の辺り。もちろん余裕で正面に入れるゴロなら正面で捕るべきだ。一番短時間で送球する体勢に持っていけるから。しかし、ギリギリで正面に入れるようなゴロは正面で捕ってはいけない。ゴロを少し横から見て身体もゴロの正面には入れないで追いかけている方向そのままの向き。そして手を伸ばして捕る。通称シングルキャッチ。グローブと反対の方向に追いかけて捕る場合は逆シングル。この方が送球する体勢に早く持っていくことができる。あまり余裕がない時もこの方法をとった方が速い。俺のチームではみんなバカ正直に何でもかんでも正面に入ろうとするものだから、これができなかった。
そしてもう一つ、正面の強烈なゴロやライナー。絶対に上で言ったように横にずれて捕るべきだ。そのほうが捕りやすい。強いゴロは身体で止めろと言われるけど、俺は賛成できない。横から見たほうが打球の性質がつかみやすい。イレギュラー(不規則バウンド。規則的にバウンドして向かってくるゴロが地面の状況によって突然不規則なバウンドにかわること。非常に捕りづらい。)した場合も反応しやすい。人間の目は横に二つ付いていることから、横に動いているものを追うことには強いのだ。でも、これを練習や試合でやったら、絶対に正面に入れって言われるんだよな。うるさいんでできなかったよ。バカみたいに何でも正面に入ることないんだよ。何より怖いし。でも、例外が一つ。絶対に長打を打たれてはいけない場面(要はピンチの場面)で一塁線と三塁線に強烈なゴロが来たら何としてでも正面でまず止める。あくまで正面にしっかり入れる時だけだけど。
おまけに外野について。ライナーはやはり少し横にずれて捕るべきだ。ゴロはグローブをはめている方の足の前で捕ること。はじいても身体の左側(左投げなら右側)に当たるように。あと、完全に腰を落として捕らないこと。大きくイレギュラーしたら対応できないから。
低い体勢で構えて打球が来るのを待つ。この時、必要以上に腰を落としてはいけない。何故かというとあまり腰を落とし過ぎるとスタートが遅れるからである。何でもやりすぎはいけない。目安は腕をまっすぐ下に伸ばしてからグローブを少し前に出し、先が地面に付く状態にする。目線はまさにその時の高さ。そして腰の高さはそこから自分が一番早いスタートが切れる高さなら特にこだわることはない。簡単に言うと、ランナーになった時の腰の高さでいい。あれがまさにその人が左右に一番素早く動くことができる体勢なのだから。その高さだと送球の時にも腰の高さを変えることなく、特に問題なく一連の動作を完成させることができる。つまり一番効率の良い動きができるということ。
俺は引退するまで腰が高いと言われ続けた。俺以外の内野手は腰の位置は低いんだけど、それによってどことなくぎこちない感じの人が多かったな。
次に捕球の仕方。俺のチームはとにかく身体の正面で捕れと言われた。正確にはほんの少しグローブをはめている方の足の前の辺り。もちろん余裕で正面に入れるゴロなら正面で捕るべきだ。一番短時間で送球する体勢に持っていけるから。しかし、ギリギリで正面に入れるようなゴロは正面で捕ってはいけない。ゴロを少し横から見て身体もゴロの正面には入れないで追いかけている方向そのままの向き。そして手を伸ばして捕る。通称シングルキャッチ。グローブと反対の方向に追いかけて捕る場合は逆シングル。この方が送球する体勢に早く持っていくことができる。あまり余裕がない時もこの方法をとった方が速い。俺のチームではみんなバカ正直に何でもかんでも正面に入ろうとするものだから、これができなかった。
そしてもう一つ、正面の強烈なゴロやライナー。絶対に上で言ったように横にずれて捕るべきだ。そのほうが捕りやすい。強いゴロは身体で止めろと言われるけど、俺は賛成できない。横から見たほうが打球の性質がつかみやすい。イレギュラー(不規則バウンド。規則的にバウンドして向かってくるゴロが地面の状況によって突然不規則なバウンドにかわること。非常に捕りづらい。)した場合も反応しやすい。人間の目は横に二つ付いていることから、横に動いているものを追うことには強いのだ。でも、これを練習や試合でやったら、絶対に正面に入れって言われるんだよな。うるさいんでできなかったよ。バカみたいに何でも正面に入ることないんだよ。何より怖いし。でも、例外が一つ。絶対に長打を打たれてはいけない場面(要はピンチの場面)で一塁線と三塁線に強烈なゴロが来たら何としてでも正面でまず止める。あくまで正面にしっかり入れる時だけだけど。
おまけに外野について。ライナーはやはり少し横にずれて捕るべきだ。ゴロはグローブをはめている方の足の前で捕ること。はじいても身体の左側(左投げなら右側)に当たるように。あと、完全に腰を落として捕らないこと。大きくイレギュラーしたら対応できないから。
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忍者アド
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訪問ありがとうございます。
私が送ってきた高校野球生活の中でのいろいろな経験や日々の出来事や野球に対する考え方などを書いています。
文章の中で度々、「私が見てきた中で~」というような書き方をしています。これは私の高校時代はもちろん、高校卒業後にいくつかの高校の野球部のコーチをする機会があった時のことを表しています。
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