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俺の中学生の頃の野球部について書こうと思う。中学生が野球をやる場合は2通りある。1つはシニアリーグやボーイズリーグと言われるグラブチーム。学校とは一切関係なく、地域ごとにあるチームである。少年野球チームと同じようなものと考えてよい。使うボールはプロや高校や大学などで使う硬球。もう1つは中学校の野球部。使うボールは軟球。少年野球や草野球で使うボールだ。

俺は中学校の野球部に入った。理由はそれまで少年野球やリトルリーグでの経験がないいわゆる全くの未経験者であり、クラブチームにはついていけないと思ったし、学校の野球部で活動するのが自然だと思ったから。一般的にクラブチームのほうが学校の野球部よりずっとレベルが高い。というより、クラブチームはある程度の実力があり、自分にそこそこの自信がある、または試してみたいと思うような人しか行かないという雰囲気があるといった感じかな。

俺の入った中学校の野球部はどこにでもある普通の中学校の野球部だった。特に野球に力を入れているわけでもなく、顧問が2人いて、部員が1学年10人くらいで、毎日放課後に活動して、休日は試合といった感じ。のほほんとした感じで、悪く言ってしまえば馴れ合いのお遊び野球という感じかな。でも、監督は怖かったな。ミスったら速攻でキレてくるし。幸いなことに暴力は一切してこなかったけど。それと、この監督は自身の学生時代に野球を経験している先生だった。いかにも野球をやってきたという感じで体格もよく、ノックも上手くてパワフルだった。でも、指導法としては、怒るばっかりで、具体的な指導をあまりすることはなかった。メニューを淡々とこなすだけ。俺みたいな未経験者にはかなり困惑させられる監督だった。怒られるけど、どうすればいいか分からない。そしてミスして、また怒られる。これが延々と続いた。

俺は中学で野球部に入るのに実は少し迷った。ついていけるのかなと思ったし、同じクラスにいた野球部に入ろうとしている経験者の人には野球部はかなり厳しいよって言われたし。でも、入ってみなければ分からないと思い、とりあえず入ってみることにした。それまで特に何かに強く打ち込めるものもなかった中で(12,3歳のガキは大体そうだと思うけど(笑)。)、野球というものに出会って、強く興味を持ち始めたところだったので、とにかく野球がやりたいという気持ちが大きかったのが一番だけど。今振り返ってみると、この時に思い切って飛び込んで本当に良かったと改めて思う。
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私が送ってきた高校野球生活の中でのいろいろな経験や日々の出来事や野球に対する考え方などを書いています。

文章の中で度々、「私が見てきた中で~」というような書き方をしています。これは私の高校時代はもちろん、高校卒業後にいくつかの高校の野球部のコーチをする機会があった時のことを表しています。

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