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最初にミーティングはコミュニケーションだと言ったけど、実際は監督などの指導者や主将・副主将あたりの人が一方的に話すことがほとんどだろう。これだとコミュニケーションとは言えないと思う。それなら聞いているだけの人も積極的に質問なり発言なりをすればいいじゃないかと思うだろう。しかし、実際はとても物を言える空気ではない。上下関係は厳しいし、同学年でもレギュラークラスの選手のほうが立場的に強いという雰囲気もある。

言いたいことは山ほどあったけど、本音なんて言ったことはなかった。俺みたいに言いたいことを言えなかった選手は結構多かったんじゃないかと思う。いつも結局当たり障りのない同じようなことを同じような人が言って終わり。でも、それってあまり意味がない。 俺のチームはじっくりミーティングをするチームでもなかったからその意味ではかえってよかったのかも。

俺は意味のあるミーティングをするにはどうしたらよいかを考えてみた。まず、指導者や上級生や中心選手に面と向かって言い辛いということが基本にあるのだから、ノートに書いて監督なりコーチなり主将なり、誰かにまとめて見てもらうようなやり方が一番いいと思う。結局そういう上の人間が野球部の活動を仕切っているのだから。内容によっては匿名でも構わないと思う。それと、この方法は俺もそうだったけど、その場ではなかなか頭の中でまとめて言葉にすることが得意でない人のためにもとても有効なやり方だと思う。俺が監督なら絶対にこの方法を使う。

あと本音というのはミーティングの時なんかより練習の合間のちょっとした雑談・世間話をする時間のほうがずっと多く出るものだから。結局ミーティングなんかやってもかしこまっちゃって変にお行儀がよくなっちゃうだけでしょ。直接本音を聞くなら、機会をうかがってさりげなく話を引き出すのがいいと思う。思わぬ意見が聞けるかもしれない。
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私が送ってきた高校野球生活の中でのいろいろな経験や日々の出来事や野球に対する考え方などを書いています。

文章の中で度々、「私が見てきた中で~」というような書き方をしています。これは私の高校時代はもちろん、高校卒業後にいくつかの高校の野球部のコーチをする機会があった時のことを表しています。

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