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野球部に限らず運動部といえば、グラウンドなどで大きな声で挨拶しているイメージを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。我が野球部もまさにその通りだった。本来挨拶というのは自然とお互いが行い、そしてお互いにいい気持ちになるものである。しかし、運動部においての挨拶はそういった自然な感覚というよりも、強制的・義務的な気持ちから行われることが多い。我が野球部でももちろん後者の感覚が大きかった。これ自体は別に構わない。先輩と後輩には上下関係があるんだから。でも、運動部の上下関係は一般社会での上下関係とはちょっと違う。会社よりもずっとややこしい。基本的にはどんなことがあろうと先輩は絶対という雰囲気を醸し出しているからだ。だからそういう気持ちで挨拶するに至る。俺はかなり重苦しい雰囲気を感じた。 決していい気分にはならなかった。
俺が下級生の頃、練習前に後から登場する先輩がグラウンドに来たら挨拶するのだが、部活以外の学校生活でも廊下で会ったりすることが結構あった。そういう時ももちろん挨拶する。上に書いたような雰囲気なので、はっきり言ってできれば先輩にはお会いしたくはありません(笑)。大抵の先輩は御辞儀くらいは返してくれるのだが、1人だけ何故かいつも無視をする先輩がいた。目を合わせるのみなので完全無視ではないのだが。俺はこれがどうしても納得がいかなかった。挨拶をしろと半ば命令されているわけなのだから挨拶をしたら俺のことがどんなに気に入らなくてもお辞儀くらいはするのが筋だ。だから俺は練習中にうるさく言ってくる先輩よりも、この先輩のほうが嫌いだった。
そして俺が2年生・3年生と先輩の立場になった時、後輩が挨拶をしてきた時はどんなことがあろうと最低限お辞儀を返すように心がけた。とてもじゃないけど心がこもっている挨拶とはいえないが、これが我が野球部の伝統的なコミュニケーションの取り方であり、信頼関係を維持するものであったのではないだろうか。個人的にはもう少し友達感覚でもいいのではないかなとは思ったんだけど。今思えば、お辞儀に加えて言葉でも返すべきだった。でも、当時はそこまでやる雰囲気ではなかったな。伝統というものはそう簡単には変えられません(笑)。今でもそうなのだろうか?
余談だが、監督である先生とも同じように廊下でバッタリということが時々あった。先輩との対応と同じように挨拶し、同じように返ってきた。もちろん御辞儀だけ(笑)。
俺が下級生の頃、練習前に後から登場する先輩がグラウンドに来たら挨拶するのだが、部活以外の学校生活でも廊下で会ったりすることが結構あった。そういう時ももちろん挨拶する。上に書いたような雰囲気なので、はっきり言ってできれば先輩にはお会いしたくはありません(笑)。大抵の先輩は御辞儀くらいは返してくれるのだが、1人だけ何故かいつも無視をする先輩がいた。目を合わせるのみなので完全無視ではないのだが。俺はこれがどうしても納得がいかなかった。挨拶をしろと半ば命令されているわけなのだから挨拶をしたら俺のことがどんなに気に入らなくてもお辞儀くらいはするのが筋だ。だから俺は練習中にうるさく言ってくる先輩よりも、この先輩のほうが嫌いだった。
そして俺が2年生・3年生と先輩の立場になった時、後輩が挨拶をしてきた時はどんなことがあろうと最低限お辞儀を返すように心がけた。とてもじゃないけど心がこもっている挨拶とはいえないが、これが我が野球部の伝統的なコミュニケーションの取り方であり、信頼関係を維持するものであったのではないだろうか。個人的にはもう少し友達感覚でもいいのではないかなとは思ったんだけど。今思えば、お辞儀に加えて言葉でも返すべきだった。でも、当時はそこまでやる雰囲気ではなかったな。伝統というものはそう簡単には変えられません(笑)。今でもそうなのだろうか?
余談だが、監督である先生とも同じように廊下でバッタリということが時々あった。先輩との対応と同じように挨拶し、同じように返ってきた。もちろん御辞儀だけ(笑)。
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梅雨の時期は言うまでもなく雨の日が多い。よってグラウンドが使えないも多くなる。この時期に雨が降るととても困る。それは夏の大会前に最後の調整をする時期だからだ。しかし、どのチームも条件は同じ。この時期にどれだけ我慢して工夫して練習できるかどうかが夏の大会本番に大きく影響してくるということだ。俺はこの時期はこのようなことを意識してやってきた。
まず室内中心の練習になってしまうので、どうしても練習量は少なくなってしまう。そうすると真っ先に心配しなくてはならないのが筋力の低下だ。というわけなので筋トレをするのだけど、程度としては大会前なのでもちろん維持が目的だ。ほんの少し筋肉痛が出るくらいでいいのではないだろうか。バカみたいに重い負荷でたくさんやる必要はない。
次に調子を落とさないことを考えなければならない。水物であるバッティングを中心に考えていくべきだろう。とは言ってもできることと言えば素振りとティーバッティングが中心だ。実践的なバッティング練習ができない代わりに基本的なことを最後に振り返るという意味でもしっかりやっておきたいところだ。しかし、振り過ぎには注意。スイングの形を崩してしまっては元も子もない。また、守備練習ではキャッチボールや簡単なノックくらいしかできないけど、これも基本を大切にする意味でもしっかりやっておきたい。
毎年この時期を迎えると思ったことは室内練習場があればなあということ。それだけ重要な時期だということだ。あと、この時期に一番注意しなくてはならないことは何といってもケガをしないこと。少し大きなケガをしたらもうアウトだから。うまく乗り切りたい時期である。
まず室内中心の練習になってしまうので、どうしても練習量は少なくなってしまう。そうすると真っ先に心配しなくてはならないのが筋力の低下だ。というわけなので筋トレをするのだけど、程度としては大会前なのでもちろん維持が目的だ。ほんの少し筋肉痛が出るくらいでいいのではないだろうか。バカみたいに重い負荷でたくさんやる必要はない。
次に調子を落とさないことを考えなければならない。水物であるバッティングを中心に考えていくべきだろう。とは言ってもできることと言えば素振りとティーバッティングが中心だ。実践的なバッティング練習ができない代わりに基本的なことを最後に振り返るという意味でもしっかりやっておきたいところだ。しかし、振り過ぎには注意。スイングの形を崩してしまっては元も子もない。また、守備練習ではキャッチボールや簡単なノックくらいしかできないけど、これも基本を大切にする意味でもしっかりやっておきたい。
毎年この時期を迎えると思ったことは室内練習場があればなあということ。それだけ重要な時期だということだ。あと、この時期に一番注意しなくてはならないことは何といってもケガをしないこと。少し大きなケガをしたらもうアウトだから。うまく乗り切りたい時期である。
雨の日はグラウンドが使えないので、基本的にトレーニング中心の日になる。または休養日。ミーティングのみ行うときもある。練習は早めに終わる。たまには息抜きも必要なので。走ったり、筋トレをしたり、素振りやティーバッティングをしたりする。次の日は筋肉痛確定(笑)。校舎内と屋根付きのちょっとしたスペースを使って工夫して練習する。室内練習場があればいいが、実際は私立の野球に力を入れている一部の高校にしかない。だから大半の高校はこういった感じだろう。日頃なかなかできないことができる日でもある。
雨の日で困ることは雨で練習ができなくなることよりも、雨が上がった後にグラウンドがグチャグチャになり、その後乾いてカチンカチンに硬くなってしまうこと。俺の高校のグラウンドは土の質が悪かったからとても苦労した。下級生の時は特に(笑)。
それと、雨の日に室内で身体を動かすと、風通しは悪いし、湿気は多いし、出る汗が何だか気持ち悪い。
雨の日で困ることは雨で練習ができなくなることよりも、雨が上がった後にグラウンドがグチャグチャになり、その後乾いてカチンカチンに硬くなってしまうこと。俺の高校のグラウンドは土の質が悪かったからとても苦労した。下級生の時は特に(笑)。
それと、雨の日に室内で身体を動かすと、風通しは悪いし、湿気は多いし、出る汗が何だか気持ち悪い。
俺は日々野球中心の生活をしていた。しかし、そんな生活ができたのも両親のおかげだろう。朝はお弁当を作ってくれた。帰ればすぐに夕御飯を用意してくれた。ユニフォームなどの衣類も洗濯してくれた。洗濯機はいつも泥水だ。野球に必要な道具は全部買ってくれた。試合の遠征費・合宿費なども出してくれた。野球はお金のかかるスポーツである。両親にはいろいろ負担をかけたと思う。好きな野球をやらせてくれた両親にこの場を借りて心から感謝したいと思う。
俺の両親は野球自体には興味がないわけではないのだが、俺の試合は全く見に来なかった。来たところで俺は出ていないことがほとんどだけど(笑)。それもあるけど俺の性格などを考えた上で顔を出さないほうがいいと判断してのことだろう。俺も正直あまり見に来て欲しいとは思わなかったから。その一方でよく見に来る父兄の方々も結構いた。いろいろな親がいるものだ。ただ、子供が野球を通して成長していく姿を見守っているのはどの親も同じでしょう。
俺の両親は野球自体には興味がないわけではないのだが、俺の試合は全く見に来なかった。来たところで俺は出ていないことがほとんどだけど(笑)。それもあるけど俺の性格などを考えた上で顔を出さないほうがいいと判断してのことだろう。俺も正直あまり見に来て欲しいとは思わなかったから。その一方でよく見に来る父兄の方々も結構いた。いろいろな親がいるものだ。ただ、子供が野球を通して成長していく姿を見守っているのはどの親も同じでしょう。
野球部の部員数は公立校では1学年10人から20人位が標準的だといえると思う。うちもそうだった。これくらいの人数がいれば練習の準備から試合に出るためのライバル争いまで何不自由なく、野球部が運営できると思う。
しかし、近年は少子化の影響なのか、公立校で部員数が少ない高校が目立つようになってきた。全体ではそれほど減ってはいないようなのだが(私立に持って行かれているのか?)。高校自体の統廃合が盛んに行われていることからも、生徒数そのものが少なくなっている、まさにそういう時代なのだ。
公立校は言うまでもなく野球で選手を引っ張ってくることはできない。ほとんどが入学してきた生徒の中から入部希望者が出てくるといった形だろう。生徒数が少なめの高校や女子の比率が多めの高校だと部員数が集まらなくなるというリスクが大きくなる。しかし、これは仕方がない。それでも公立校でもある程度しっかりした野球をする高校はそれなりに部員が集まる傾向がある。もしかすると強豪私立以上に大会の成績が良いとか、日頃の練習をしっかりしている高校、そしてその高校の監督などの指導方針が重要なのではないだろうか。ネームバリューはないですから。
それでも、部員がなかなか集まらない高校は確実に出てくる。俺には経験はないが、部員数9人で夏の大会にギリギリで出場した高校のことを書こうと思う。そこは比較的新しい高校でもともと毎年野球部員が集まらなくて困っているような高校だった。時には3学年合わせても9人集まらないこともあった。春と秋の大会は2学年しかいないので大会に不参加せざるを得ない状況だ。
しかし、夏の大会は最後の晴れ舞台だ。何としてでも出たいものだ。一年生も入ってくる。でもまだ足りない。そこで助っ人を確保するのだ。もちろん自分の学校の生徒から探さなければいけないが、これがなかなか見つからないらしい。中学の頃に野球部だったが、高校では続けていない人を引っ張ってくるのが一番戦力になりやすいのは言うまでもないから、そういう人を中心に探してくる。そうやって何とか大会に参加するらしい。
練習も大変。試合形式の練習をする場合は当然、守備に付く9人以上の人が必要になるからなかなかできない。工夫してやるしかない。グラウンド整備やあらゆる雑用も学年関係なく全員でやらなくてはならない。監督も大変だ。試合中なんかはイニングの間のウォームアップの後のボール拾いをやるという普通では考えられないこともしなければならない。人数がいないから仕方ないのだ。とにかくいろいろなことに頭を悩ませながら試合に勝たなければならない。しかし、甲子園出場が有力な強豪私立校でも、こういう高校でも同じ高校野球。一口に高校野球といってもいろいろな野球があるのだ。
しかし、近年は少子化の影響なのか、公立校で部員数が少ない高校が目立つようになってきた。全体ではそれほど減ってはいないようなのだが(私立に持って行かれているのか?)。高校自体の統廃合が盛んに行われていることからも、生徒数そのものが少なくなっている、まさにそういう時代なのだ。
公立校は言うまでもなく野球で選手を引っ張ってくることはできない。ほとんどが入学してきた生徒の中から入部希望者が出てくるといった形だろう。生徒数が少なめの高校や女子の比率が多めの高校だと部員数が集まらなくなるというリスクが大きくなる。しかし、これは仕方がない。それでも公立校でもある程度しっかりした野球をする高校はそれなりに部員が集まる傾向がある。もしかすると強豪私立以上に大会の成績が良いとか、日頃の練習をしっかりしている高校、そしてその高校の監督などの指導方針が重要なのではないだろうか。ネームバリューはないですから。
それでも、部員がなかなか集まらない高校は確実に出てくる。俺には経験はないが、部員数9人で夏の大会にギリギリで出場した高校のことを書こうと思う。そこは比較的新しい高校でもともと毎年野球部員が集まらなくて困っているような高校だった。時には3学年合わせても9人集まらないこともあった。春と秋の大会は2学年しかいないので大会に不参加せざるを得ない状況だ。
しかし、夏の大会は最後の晴れ舞台だ。何としてでも出たいものだ。一年生も入ってくる。でもまだ足りない。そこで助っ人を確保するのだ。もちろん自分の学校の生徒から探さなければいけないが、これがなかなか見つからないらしい。中学の頃に野球部だったが、高校では続けていない人を引っ張ってくるのが一番戦力になりやすいのは言うまでもないから、そういう人を中心に探してくる。そうやって何とか大会に参加するらしい。
練習も大変。試合形式の練習をする場合は当然、守備に付く9人以上の人が必要になるからなかなかできない。工夫してやるしかない。グラウンド整備やあらゆる雑用も学年関係なく全員でやらなくてはならない。監督も大変だ。試合中なんかはイニングの間のウォームアップの後のボール拾いをやるという普通では考えられないこともしなければならない。人数がいないから仕方ないのだ。とにかくいろいろなことに頭を悩ませながら試合に勝たなければならない。しかし、甲子園出場が有力な強豪私立校でも、こういう高校でも同じ高校野球。一口に高校野球といってもいろいろな野球があるのだ。
たくさんの部員がいる強豪私立校に対して、部員不足で苦しむ高校もある。高校自体の統廃合もここ最近はますます進んでいる状態。生徒数が少なくなれば当然野球部員も不足がちになる。部員不足から出場を辞退する高校もあるし、野球未経験の素人を助っ人として集めてようやく参加している高校もある。
練習1つとってもかなり大変。グラウンド整備は上級生下級生関係なく全員でやらなくてはならない。その他の準備も全てそうだ。練習メニューでも人数が少ないと思ったような練習ができないこともあるだろう。試合形式の練習ではランナーをつけることにも一苦労だ。
やはり人数が集まらないとあらゆる面で困難なことが多い。監督も大変だろう。人数が少ないわけだから力のある選手も相対的に少ないだろうし、他の選手と競争する機会も少ない。チーム力にしても層が薄いのは明白だ。控え投手は他のポジションの選手が掛け持ちしているのだろう。
しかし、俺が対戦したことのある人数ギリギリのチームを見て感じたことは、代わりは誰もいないのだ、俺が何とかしなくてはという強い気持ちが感じられたこと。チームの戦力としては決して高くない。しかし、それだけに結束力はどこにも負けないものを持っているのではないだろうか。こういうチームは夏の大会ではしばしばそこそこ強い高校に勝つこともあるのだ。
練習1つとってもかなり大変。グラウンド整備は上級生下級生関係なく全員でやらなくてはならない。その他の準備も全てそうだ。練習メニューでも人数が少ないと思ったような練習ができないこともあるだろう。試合形式の練習ではランナーをつけることにも一苦労だ。
やはり人数が集まらないとあらゆる面で困難なことが多い。監督も大変だろう。人数が少ないわけだから力のある選手も相対的に少ないだろうし、他の選手と競争する機会も少ない。チーム力にしても層が薄いのは明白だ。控え投手は他のポジションの選手が掛け持ちしているのだろう。
しかし、俺が対戦したことのある人数ギリギリのチームを見て感じたことは、代わりは誰もいないのだ、俺が何とかしなくてはという強い気持ちが感じられたこと。チームの戦力としては決して高くない。しかし、それだけに結束力はどこにも負けないものを持っているのではないだろうか。こういうチームは夏の大会ではしばしばそこそこ強い高校に勝つこともあるのだ。
一般的にベンチ入りメンバーの中でレギュラーではない2ケタの背番号を付けている選手が控え選手である。まれに下級生でレギュラーを取った選手は2ケタの背番号の場合もある。
出場機会はレギュラーの方が多いケースがほとんどだけど、レギュラーだけでは野球はできない。ピッチャーは1人で何試合も投げることはできないので最低あと2,3人は必要だし、野手はケガをした場合などに代わりの選手がいないと困る。その他に守備固めや代打や代走やベースコーチなどいろいろな役割をする選手2ケタの背番号を付けている控え選手なのである。
補欠というとレギュラーより実力が劣ると思われがちだが、必ずしもそうとはいえない。いろいろなプレーをする能力の総合力が上の選手がレギュラーになるのだから。補欠とはいえ、レギュラーよりバッティングがいい・守備がいい・走塁がいい・速い球を投げる・コントロールがいいなどというケースは多々ある。
甲子園を狙えるような強豪校はこのレギュラーと控えの差がはっきり言ってほとんどない。こういうことを層が厚いと言う。甲子園でも県予選でも試合を勝ち抜いていくと連戦になる。層が厚いチームはこういう苦しい時に本領を発揮する。エース級のピッチャーの二枚看板のチームは本当に強い。右投げ左投げ1人ずつだと最高だな。控え選手の役割は決して小さくない。プレーオフ 日本ハム 中日 胴上げ 新庄 日本シリーズ 日本一 田口 イチロー 小笠原 小久保 谷 井口 仁志 桑田
出場機会はレギュラーの方が多いケースがほとんどだけど、レギュラーだけでは野球はできない。ピッチャーは1人で何試合も投げることはできないので最低あと2,3人は必要だし、野手はケガをした場合などに代わりの選手がいないと困る。その他に守備固めや代打や代走やベースコーチなどいろいろな役割をする選手2ケタの背番号を付けている控え選手なのである。
補欠というとレギュラーより実力が劣ると思われがちだが、必ずしもそうとはいえない。いろいろなプレーをする能力の総合力が上の選手がレギュラーになるのだから。補欠とはいえ、レギュラーよりバッティングがいい・守備がいい・走塁がいい・速い球を投げる・コントロールがいいなどというケースは多々ある。
甲子園を狙えるような強豪校はこのレギュラーと控えの差がはっきり言ってほとんどない。こういうことを層が厚いと言う。甲子園でも県予選でも試合を勝ち抜いていくと連戦になる。層が厚いチームはこういう苦しい時に本領を発揮する。エース級のピッチャーの二枚看板のチームは本当に強い。右投げ左投げ1人ずつだと最高だな。控え選手の役割は決して小さくない。プレーオフ 日本ハム 中日 胴上げ 新庄 日本シリーズ 日本一 田口 イチロー 小笠原 小久保 谷 井口 仁志 桑田
最初にミーティングはコミュニケーションだと言ったけど、実際は監督などの指導者や主将・副主将あたりの人が一方的に話すことがほとんどだろう。これだとコミュニケーションとは言えないと思う。それなら聞いているだけの人も積極的に質問なり発言なりをすればいいじゃないかと思うだろう。しかし、実際はとても物を言える空気ではない。上下関係は厳しいし、同学年でもレギュラークラスの選手のほうが立場的に強いという雰囲気もある。
言いたいことは山ほどあったけど、本音なんて言ったことはなかった。俺みたいに言いたいことを言えなかった選手は結構多かったんじゃないかと思う。いつも結局当たり障りのない同じようなことを同じような人が言って終わり。でも、それってあまり意味がない。 俺のチームはじっくりミーティングをするチームでもなかったからその意味ではかえってよかったのかも。
俺は意味のあるミーティングをするにはどうしたらよいかを考えてみた。まず、指導者や上級生や中心選手に面と向かって言い辛いということが基本にあるのだから、ノートに書いて監督なりコーチなり主将なり、誰かにまとめて見てもらうようなやり方が一番いいと思う。結局そういう上の人間が野球部の活動を仕切っているのだから。内容によっては匿名でも構わないと思う。それと、この方法は俺もそうだったけど、その場ではなかなか頭の中でまとめて言葉にすることが得意でない人のためにもとても有効なやり方だと思う。俺が監督なら絶対にこの方法を使う。
あと本音というのはミーティングの時なんかより練習の合間のちょっとした雑談・世間話をする時間のほうがずっと多く出るものだから。結局ミーティングなんかやってもかしこまっちゃって変にお行儀がよくなっちゃうだけでしょ。直接本音を聞くなら、機会をうかがってさりげなく話を引き出すのがいいと思う。思わぬ意見が聞けるかもしれない。
言いたいことは山ほどあったけど、本音なんて言ったことはなかった。俺みたいに言いたいことを言えなかった選手は結構多かったんじゃないかと思う。いつも結局当たり障りのない同じようなことを同じような人が言って終わり。でも、それってあまり意味がない。 俺のチームはじっくりミーティングをするチームでもなかったからその意味ではかえってよかったのかも。
俺は意味のあるミーティングをするにはどうしたらよいかを考えてみた。まず、指導者や上級生や中心選手に面と向かって言い辛いということが基本にあるのだから、ノートに書いて監督なりコーチなり主将なり、誰かにまとめて見てもらうようなやり方が一番いいと思う。結局そういう上の人間が野球部の活動を仕切っているのだから。内容によっては匿名でも構わないと思う。それと、この方法は俺もそうだったけど、その場ではなかなか頭の中でまとめて言葉にすることが得意でない人のためにもとても有効なやり方だと思う。俺が監督なら絶対にこの方法を使う。
あと本音というのはミーティングの時なんかより練習の合間のちょっとした雑談・世間話をする時間のほうがずっと多く出るものだから。結局ミーティングなんかやってもかしこまっちゃって変にお行儀がよくなっちゃうだけでしょ。直接本音を聞くなら、機会をうかがってさりげなく話を引き出すのがいいと思う。思わぬ意見が聞けるかもしれない。
野球に限らずどのスポーツでも欠かすことのできないミーティング。監督・部長・コーチ・選手のコミュニケーションを図る機会である。おそらく指導者のみでもやっているんだろうな。酒でも飲みながら(笑)。
どのチームでも練習後や試合前後は軽くミーティングをすると思う。さらに練習中や試合中でも、ある程度のアドバイスや注意はされると思う。これらの場合、長々とやることは稀だと思う。練習後や試合後は疲れてるし。試合前はバタバタしてるし。その日の練習や試合で感じたこと・課題・確認事項等を簡単に確認する程度だろう。俺のチームはこんな感じだった。
しかし、人間悪いこと程よく覚えているものだ。練習後のミーティングで下級生の時に上級生からグラウンド整備をもっとしっかりやれとか、声が出ていないとか、その他いろいろと注意されたな。理不尽なことも言われた。いいことか悪いことかと言われればまず悪いことしか言われない。そういうものだ。
そして、このような簡単なミーティングでは補えない場合や、後でじっくり話し合いたい場合には時間を作って、改めてミーティングをしてカバーすることが大切だ。しかし、俺のチームではほとんどやらなかった。練習後・試合前後以外でやった記憶があるのは公式戦の相手チームの研究と練習や試合を録画したビデオを見た時と合宿くらいかな。
でも、1つだけ覚えていることがある。練習風景を録画したビデオを見ていた時のこと。映像をずっと流していたのだが、監督が突然映像を一時停止した。俺は「何だ?」と思った。すると監督が「これは悪い例だから。」と言った。俺は「えっ?」と思った。そしてそこに映っていたのはなんと俺のひどいプレーでした(笑)。そして何度か繰り返し見せていた。こうして俺は晒し者になりました(涙)。監督にムカついたし、かなり恥ずかしかった。繰り返し見るような重要なプレーでもなくほんの些細なこと。しかもいつもそんなプレーをするわけでもない。なぜそれをあえてクローズアップするの?って思った次第だ。これだけは本当に忘れられない。
どのチームでも練習後や試合前後は軽くミーティングをすると思う。さらに練習中や試合中でも、ある程度のアドバイスや注意はされると思う。これらの場合、長々とやることは稀だと思う。練習後や試合後は疲れてるし。試合前はバタバタしてるし。その日の練習や試合で感じたこと・課題・確認事項等を簡単に確認する程度だろう。俺のチームはこんな感じだった。
しかし、人間悪いこと程よく覚えているものだ。練習後のミーティングで下級生の時に上級生からグラウンド整備をもっとしっかりやれとか、声が出ていないとか、その他いろいろと注意されたな。理不尽なことも言われた。いいことか悪いことかと言われればまず悪いことしか言われない。そういうものだ。
そして、このような簡単なミーティングでは補えない場合や、後でじっくり話し合いたい場合には時間を作って、改めてミーティングをしてカバーすることが大切だ。しかし、俺のチームではほとんどやらなかった。練習後・試合前後以外でやった記憶があるのは公式戦の相手チームの研究と練習や試合を録画したビデオを見た時と合宿くらいかな。
でも、1つだけ覚えていることがある。練習風景を録画したビデオを見ていた時のこと。映像をずっと流していたのだが、監督が突然映像を一時停止した。俺は「何だ?」と思った。すると監督が「これは悪い例だから。」と言った。俺は「えっ?」と思った。そしてそこに映っていたのはなんと俺のひどいプレーでした(笑)。そして何度か繰り返し見せていた。こうして俺は晒し者になりました(涙)。監督にムカついたし、かなり恥ずかしかった。繰り返し見るような重要なプレーでもなくほんの些細なこと。しかもいつもそんなプレーをするわけでもない。なぜそれをあえてクローズアップするの?って思った次第だ。これだけは本当に忘れられない。
ここではトレーナー(選手の身体の管理をする人)の役割について書きます。ケガの予防に体操・ストレッチを手伝ったり、マッサージをしたりする。また、ケガをしたらリハビリやテーピングなどをする。ただ、我がチームにはトレーナーなんていなかったので、これらのことをどうやって自分たちでやってきたかを書こうと思う。
まず、ケガの予防を考えて体操・ストレッチをしたのは練習終了時のクールダウンの時くらいだった。これといって意識的・重点的にはやらなかった。マッサージはほとんどやってもらったこともやったこともなかった。特にオーバーワークの時は選手同士でマッサージをしあうべきだった。チームに多かった腰の故障は少しでも抑えることができたかもしれない。背中と腰は他人にやってもらうしかないし。そして、ケガをした時のリハビリ。俺は肩を壊した時はほとんど何もしなかった。肘の時でも冷やすことすらほとんどしなかった。今から思えばいい加減すぎだった。でも、当時は痛みが引くまではボールを投げないとかその程度の考えしかなかった。テーピングは巻き方すら知らなかった。
結論としてトレーナーはチームにいた方がよい。もしかすると俺が今になって一番後悔しているのはスポーツ障害の予防や治療の知識の習得やそれに対する意識の徹底ではないかと。選手が無理してしまうのを止めることができるのもまた、トレーナーだけではないかと。
まず、ケガの予防を考えて体操・ストレッチをしたのは練習終了時のクールダウンの時くらいだった。これといって意識的・重点的にはやらなかった。マッサージはほとんどやってもらったこともやったこともなかった。特にオーバーワークの時は選手同士でマッサージをしあうべきだった。チームに多かった腰の故障は少しでも抑えることができたかもしれない。背中と腰は他人にやってもらうしかないし。そして、ケガをした時のリハビリ。俺は肩を壊した時はほとんど何もしなかった。肘の時でも冷やすことすらほとんどしなかった。今から思えばいい加減すぎだった。でも、当時は痛みが引くまではボールを投げないとかその程度の考えしかなかった。テーピングは巻き方すら知らなかった。
結論としてトレーナーはチームにいた方がよい。もしかすると俺が今になって一番後悔しているのはスポーツ障害の予防や治療の知識の習得やそれに対する意識の徹底ではないかと。選手が無理してしまうのを止めることができるのもまた、トレーナーだけではないかと。
我が校のマネージャーは全員女性でした。マネージャーの仕事は多岐にわたる。野球道具の清掃・シートノックの球継ぎ・ボール回収・飲料水を作る・ティーバッティングのトス上げ・練習メニューの準備、試合だと対戦相手探しや審判の手配・観客席をつくる・スコアをつける・アナウンス・ビデオ撮影・観客へのお茶出し、合宿だと配膳や洗濯。とまあ、ざっとこれくらい挙げられる。強豪校になると男子マネージャーがこれにプラスしてコーチ・トレーナー的な役割までするところもある。俺たちの知らないところではもっといろいろな仕事をして苦労したであろう。もちろん選手同様、毎日参加しなくてはいけない。遠征にも付いて行かなくてはいけない。本当に大変だ。日焼けもガンガンするし。これが一番辛いのかも(笑)?
当時は自分のプレーだけで精一杯だったけど、マネージャーには本当に感謝している。毎年何人か入って来るし、いて当たり前なんだと思いがちだが、こんなに大変な仕事をしてくれる人はそうはいない。この場を借りて心からありがとうと言いたい。
当時は自分のプレーだけで精一杯だったけど、マネージャーには本当に感謝している。毎年何人か入って来るし、いて当たり前なんだと思いがちだが、こんなに大変な仕事をしてくれる人はそうはいない。この場を借りて心からありがとうと言いたい。
采配とは監督がよりよい試合運びをするために行う言動。試合前には相手校の研究、そして作戦。試合中は選手起用から守備体系や攻撃の作戦(これは主に監督がサインを出す。)、さらに選手へのアドバイスまでいろいろある。細かく言えばもっとあるけど、大まかにはこんな感じでしょう。
ここからは俺の体験。公式戦、特に夏の大会の時について。相手校の研究で一番にすることといえば、相手校の練習試合や公式戦のビデオを手に入れること。これがあるとないとではやはりかなり違うといえる。
二回戦以降の相手はその前の試合などで偵察すればいいのだけど、一回戦だけは事前にどうしても情報が必要になる。これをもとに相手のことを知っておくのだ。ビデオの入手方法はまさに監督の采配ともいえるのではないかと思う。監督の顔の広さや交友関係のようなものも大切だ。次に研究と作戦。我が校ではあまり細かく分析はしなかった。ピッチャーはこんな球を投げるとか、こんな作戦で攻めてくるとか、大まかな傾向を把握する程度。神経質になりすぎるよりはずっといいと思う。
二回戦以降の相手はその前の試合で部員を偵察に送る。スタンド(観客席)でビデオ撮影やピッチャーの配球を記録したりする。もちろんスコア(試合の記録)も大切な資料だ。大会中のことなのでこれらの仕事は一年生の役割。 我が校では監督の方針で相手監督の出すサインの分析はやらなかった。しかし、強豪校は大半はやっているでしょう。我が校でも公式戦でサインが相手に筒抜けになったことがあった。我が校のサインはあまり難しくなかったのも一因か(それでもサインミスをたまにした俺が言うのもなんだけど(笑)。)。相手の選手の動きを見ていれば盗まれてる場合はやはり分かる。賛否両論あると思うけど、個人的には徹底的にやるのもいいと思う。
ただ、盗まれていると気付けば、相手もサインを変えてきたりする。強い学校ほど対処も早い。我が校もすぐに対処したことがあったな。それまでのスクイズのサインを出した時、ウエスト(スクイズを決めさせないためにバットが届きにくいところに投球を外すこと。)した相手チームはあれ?っていう顔をしていたな。しかも、その次の投球で変えたスクイズのサインであっさり1点取った。我が校の監督はあまり攻撃的というか積極的な采配はしなかった。どちらかといえば手堅くいくタイプ。采配って性格が出る(笑)?まあ、攻撃的なサインというのは選手に力(思い切りの良さのようなもの)がなければなかなか出す気にもなれないのも事実。考えた末の采配だったのでしょう。
ここからは俺の体験。公式戦、特に夏の大会の時について。相手校の研究で一番にすることといえば、相手校の練習試合や公式戦のビデオを手に入れること。これがあるとないとではやはりかなり違うといえる。
二回戦以降の相手はその前の試合などで偵察すればいいのだけど、一回戦だけは事前にどうしても情報が必要になる。これをもとに相手のことを知っておくのだ。ビデオの入手方法はまさに監督の采配ともいえるのではないかと思う。監督の顔の広さや交友関係のようなものも大切だ。次に研究と作戦。我が校ではあまり細かく分析はしなかった。ピッチャーはこんな球を投げるとか、こんな作戦で攻めてくるとか、大まかな傾向を把握する程度。神経質になりすぎるよりはずっといいと思う。
二回戦以降の相手はその前の試合で部員を偵察に送る。スタンド(観客席)でビデオ撮影やピッチャーの配球を記録したりする。もちろんスコア(試合の記録)も大切な資料だ。大会中のことなのでこれらの仕事は一年生の役割。 我が校では監督の方針で相手監督の出すサインの分析はやらなかった。しかし、強豪校は大半はやっているでしょう。我が校でも公式戦でサインが相手に筒抜けになったことがあった。我が校のサインはあまり難しくなかったのも一因か(それでもサインミスをたまにした俺が言うのもなんだけど(笑)。)。相手の選手の動きを見ていれば盗まれてる場合はやはり分かる。賛否両論あると思うけど、個人的には徹底的にやるのもいいと思う。
ただ、盗まれていると気付けば、相手もサインを変えてきたりする。強い学校ほど対処も早い。我が校もすぐに対処したことがあったな。それまでのスクイズのサインを出した時、ウエスト(スクイズを決めさせないためにバットが届きにくいところに投球を外すこと。)した相手チームはあれ?っていう顔をしていたな。しかも、その次の投球で変えたスクイズのサインであっさり1点取った。我が校の監督はあまり攻撃的というか積極的な采配はしなかった。どちらかといえば手堅くいくタイプ。采配って性格が出る(笑)?まあ、攻撃的なサインというのは選手に力(思い切りの良さのようなもの)がなければなかなか出す気にもなれないのも事実。考えた末の采配だったのでしょう。
我が校にはコーチはいなかったので、ここではコーチはこうであるべしという持論を書きたい。コーチというのは監督の補佐役として選手に指導をすることはもちろんだが、それと同じくらい監督と選手のパイプ役としての役割が重要だと思っている。技術的なことはもちろん大切だが、精神的なことにも気を配れるコーチであるべきだと思うのだ。
監督と選手がしっかりコミュニケーションを取っているチームはほとんどないと思う。若い監督だと兄貴分的な存在になればわりとうまくいくような気がするが、若くない監督の場合、それに歳が離れれば離れるほど、監督は選手にとってなんと言えばいいのか、近づきにくいというか気軽に話しかけられる存在ではなくなると思う。こういうケースの場合にチームが強くなるかは別として、いい関係がつくれる監督は面白くてノリのいい性格の人だけだろう。
しかし、現実にはなかなかそうはいかない。監督は選手にはある程度の威厳を持つことも大事である。だから悪く言えば友達感覚になってはいけないのかもしれない。それにしてももう少し選手と信頼関係を築く上でも何か対策をしないといけないのではないか。そこで、コーチが重宝するのだ。
選手から監督にはなかなか直接思っていることを伝えることはできない。そういう時でもコーチになら本音を話せるというケースも少なからずあるのではないか。コーチはたいていの場合監督よりも年齢が下で、おそらく監督と比べると話しやすい存在なのではないだろうか。例えばバッティングに悩んでいるとか監督には隠しているけどケガをしているとか監督にはどう思われいるのかなど。それをコーチは聞いて必要に応じてアドバイスし、監督にはそれとなくこの選手はこんなことを思っていますよなどと伝えるのだ。
一方、監督も選手には選手起用の方法やこの選手をこう思っているとかあまり話すことはないと思う。それでもコーチにならいろいろ話したり、一緒に考えたりする機会もあるだろう。そういうときにできるだけ監督の思っていることを引き出してやはりそれを必要に応じてそれとなく選手に話したりするのだ。これができるコーチが理想。技術指導は誰でもある程度はできるのだから。
俺の見てきたコーチにもいろいろな人がいた。あまり監督ともコミュニケーションを取らず、選手ともあまり深くは話をしないコーチ。特におとなしい選手とは話すらしない。こういう選手にこそいろいろ本音を聞きだせるのがいいコーチなのに。また、もう1人は明らかに監督寄りで選手には監督同様に近づき難い存在になってしまっているコーチ。このケースは選手を見ていてかわいそうだった。野球経験も豊富でそんなに年齢が高いコーチではなかったのだけど、自分の役割が分かっていないのだ。
コーチはやってくれる人がいるならば絶対にいたほうがいい。いいコーチがいれば間違いなくチームは強くなる。
監督と選手がしっかりコミュニケーションを取っているチームはほとんどないと思う。若い監督だと兄貴分的な存在になればわりとうまくいくような気がするが、若くない監督の場合、それに歳が離れれば離れるほど、監督は選手にとってなんと言えばいいのか、近づきにくいというか気軽に話しかけられる存在ではなくなると思う。こういうケースの場合にチームが強くなるかは別として、いい関係がつくれる監督は面白くてノリのいい性格の人だけだろう。
しかし、現実にはなかなかそうはいかない。監督は選手にはある程度の威厳を持つことも大事である。だから悪く言えば友達感覚になってはいけないのかもしれない。それにしてももう少し選手と信頼関係を築く上でも何か対策をしないといけないのではないか。そこで、コーチが重宝するのだ。
選手から監督にはなかなか直接思っていることを伝えることはできない。そういう時でもコーチになら本音を話せるというケースも少なからずあるのではないか。コーチはたいていの場合監督よりも年齢が下で、おそらく監督と比べると話しやすい存在なのではないだろうか。例えばバッティングに悩んでいるとか監督には隠しているけどケガをしているとか監督にはどう思われいるのかなど。それをコーチは聞いて必要に応じてアドバイスし、監督にはそれとなくこの選手はこんなことを思っていますよなどと伝えるのだ。
一方、監督も選手には選手起用の方法やこの選手をこう思っているとかあまり話すことはないと思う。それでもコーチにならいろいろ話したり、一緒に考えたりする機会もあるだろう。そういうときにできるだけ監督の思っていることを引き出してやはりそれを必要に応じてそれとなく選手に話したりするのだ。これができるコーチが理想。技術指導は誰でもある程度はできるのだから。
俺の見てきたコーチにもいろいろな人がいた。あまり監督ともコミュニケーションを取らず、選手ともあまり深くは話をしないコーチ。特におとなしい選手とは話すらしない。こういう選手にこそいろいろ本音を聞きだせるのがいいコーチなのに。また、もう1人は明らかに監督寄りで選手には監督同様に近づき難い存在になってしまっているコーチ。このケースは選手を見ていてかわいそうだった。野球経験も豊富でそんなに年齢が高いコーチではなかったのだけど、自分の役割が分かっていないのだ。
コーチはやってくれる人がいるならば絶対にいたほうがいい。いいコーチがいれば間違いなくチームは強くなる。
忍者アド
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男性
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訪問ありがとうございます。
私が送ってきた高校野球生活の中でのいろいろな経験や日々の出来事や野球に対する考え方などを書いています。
文章の中で度々、「私が見てきた中で~」というような書き方をしています。これは私の高校時代はもちろん、高校卒業後にいくつかの高校の野球部のコーチをする機会があった時のことを表しています。
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